これからのリフォーム業界
自己所有の住宅に長く住んでいると、色々なところが古くなり傷んできたり老朽化してきます。
その家に長く住むため、維持するためには家のメンテナンスが必要になります。
家のメンテナンスは大事な事で、最低限は行ないますし、内装や間取りを変えたいタイミングが出てきます。
こういった時に行うのがリフォームになります。
費用も様々ですが、現在では、長くその家に住み続ける為にリフォームを検討される方が増えてきています。
リフォーム工事の種類は大きく分けて2種類
・内装リフォーム工事
家の中の床や天井、台所やトイレといった部分工事のことをいいます。
水回りの工事は、内装リフォーム工事ではなく別の言い方もあります。
また、水回りのリフォームは時間もかかったりしますので、早めに業者に問い合わせてください。
・外装リフォーム工事
こちらは、家の外にある外装工事のことです。
玄関のアプローチ、駐車場なども外装工事になります。
家の外装は普段から雨や風にさらされていて傷みやすいので、比較的こまめにメンテナンスが必要になります。
リフォームとリノベーションの違いは?
大きくわけると経年劣化して古くなったお風呂を新しくしたり、古い台所をシステムキッチンに変えたり、汚れた外装を塗り直したりして改修して新築に近い状態に回復させることをリフォームといいます。
住宅だけでなく洋服の仕立て直しもリフォームといい、これは和製英語になります。
一方、リノベーションは、今までの間取りをそっくり変更したりする大規模な改修のことをいいますが、リフォームの一種と考えられる場合もあります。
大掛かりな屋根修復は、リフォームになります。
私が屋根修理をお願いするときはいろいろな業者をネットなどで調べました。そうすると様々なトラブルがあることがわかりました。
ここで紹介しておきます。
リフォーム工事のいい所
費用を抑えられる
リフォームをする工事内容や設備によりますが、費用相場は、新築や家の建て替えと比較すると割安といえます。
建物の状態にもよりますが、保存状態がよければプランニングで間取りや設備を上手くいかすことで費用を抑えられます。
短い工事期間
家の建て替えなどと比べるとリフォームであれば約4~3か月以内の期間で行えたりします。
また、家にいながらのリフォームであれば、仮住まいの手配がなくその費用を抑えられたり、待っている期間も短縮できたりします。
税金面の負担
新築や増築などの変更、解体する場合のように大きく改修すると建築確認申請が発生します。
建築確認申請とは、これからリフォームしようとする住宅が法律や条例に違反していないということを自治体に届けて許可を得ることです。
しかし、リフォームでキレイにした家で建築確認申請の対象になる必要がなければ固定資産税の対象とはならないので、税額が上がることはありません。
リフォーム業界における今後
今の少子高齢化により、新築住宅を購入するご家族の数は減ってきており、必ずしも新築住宅の市場がなくなるわけではありませんが、中古住宅を購入してリフォームで好きな家にするという場合が多く、リフォーム業界も人気が出てきています。
このような背景から新築住宅件数は伸びていくと期待はできないですが、リフォーム業界は、成長していくのではないかと予測できます。
近年では、建設、不動産業者でも、新築物件のみを扱っていましたが最近ではリフォームの新規展開を進めています。
今では、リフォームは今後も需要が増え続けていくと予想できることから注目を集めています。